【高学年への読み聞かせ】命がテーマの絵本・読み聞かせ後の影響について
今日は、読み聞かせボランティアさんに
ぜひお伝えしたいエピソードがあります
賛否両論あると思いますが
あるお母さんが「ぜひシェアして下さい」と
許諾して下さったので書かせて頂きます
「命」がテーマの絵本
読み聞かせ後の影響について
読み聞かせでは、子どもたちに
「伝えたい」「知って欲しい」と
深いテーマの絵本を選ばれることが
高学年では特に多いと思うのですが
あるお子さんの心理的負担が
想像以上に大きかったのでシェアさせて下さい
(お母さんの許諾済みです)
高学年のお子さんのクラスで、ある絵本の読み聞かせを
読み聞かせボランティアさんがしてくれました
その読み聞かせボランティアさんとは
お子さんのお母さんは、ボランティア仲間なので
「◯◯のために」と思って選書されたことを聞いていたそうです
しかし、その選書の影響が
読み聞かせの時間だけでなく
授業中も帰宅してからも続き
想像以上に影響が大きかったことに、大変驚かれていました
帰宅してから元気がないお子さんの様子に
お友達とのトラブルは考えにくい状況とのことから
心配されたお母さんが、お子さんに聞いてみると
朝の読み聞かせの絵本のお話を
最初から最後まで、お母さんに話し終わると
一気に感情が溢れてしまい号泣したそうです
「まさか朝の読み聞かせが、ここまで影響するなんて」
と大変驚いたそうです
「そのようなテーマの絵本を読まないということではなく
配慮がもの凄く必要だと思いました」と話して下さいました
号泣した後、お子さんは、その絵本を読んでもらうなら
読み聞かせボランティアさんからではなく
◯◯から読んで欲しかったそうです
1冊の絵本の届け方によって
子どもの心を豊かに育むことに繋がるのか
感情の蓋を子ども自身ではなく
読み手が開けてしまうことになるのか
とても考えされられたエピソードでした
「ぜひ、シェアして下さい」と許諾して下さったので
読み聞かせ情報をお届けしている公式LINEでは
これからご登録下さる方にも再配信させて頂き
お読み頂けるようにしています
・公式LINE → こちら です
再配信をお読み下さった方からは
「やはり、あの絵本だったんですね」
と対応の難しさのメッセージが届きました
絵本は、とても素晴らしいのですが
読み聞かせ後のフォローが、学校と家庭では異なるため
配慮が必須だと痛感した次第です
一般社団法人絵本プロフェッショナル協会では
読み手の伝えたいという想いが、押し付けにならないように
そして感情の蓋を読み手側で開けることになってしまわないか
配慮することを大切にしています
そのためにも、絵本の選び方では
年齢や学年だけで判断することなく
複数の要因を含めて選書できるように
レクチャーしております
そして今回のように、感情の蓋を読み手側で
開けてしまわない絵本の選び方を
ご自身でしっかり判断できるように
【絵本・読み聞かせスペシャリスト認定講座】
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絵本の選書では、判断が正しいとかそうではなくて
お話の届け方となる「読み聞かせ」を通して
子どもたちと「お話の世界」を旅することを
一緒に楽しみたいと思います
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