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【読み聞かせの効用】想像力は、どのような読み聞かせで膨らむの?

日頃、お子さんと接している時、「想像力が豊かだな」と
感じられる時は、どのような場面でしょうか?

 

それとも、「ちょっと想像力が弱い・・・」と
感じられる時は、どのような状況でしょうか?

 

長年、保育に携わっていらっしゃる先生が
想像力が弱くなっていく子どもたちのことを
大変危惧されていました

 

その子どもたちとは、未就園児だけではなく
小・中・高・大学生です

 

会話をしている時、その欠如を感じられるとの事でした

 

想像力とは、例えば、絵本で宝島に向かうような
わくわくする冒険心をイメージされることが
多いかもしれません

 

しかし、日常生活を送る上で、常に想像力を働かせて
会話をしたり、感情を伝え合ったりしているのです

 

ではどうして、子どもの想像力が弱くなったのでしょうか?

 

それは、画面を見る事が増えているからではないでしょうか?

 

学校でのタブレット、自動販売機もタッチパネルになっていて
ショッピングモールでは、電子公告に切り替わっていますよね

 

そして、その映像は、想像する余地もないほど
色鮮やかで美しいです

 

なので、受け身の情報を受け取る機会が
増えていることに比例して
想像力が弱くなっていくと考えられます

 

お子さんの身の周りでは、どのような画面があるでしょうか?

 

身近にある画面では、ゲーム機や動画などではないでしょうか?

 

ルールを決めて、ゲーム機で遊んだりしていても
その分、外遊びの時間が少なくなります

 

 

そして、外遊びの経験が少ないと
ルールや力加減が分からなくて

 

結局つまらなくて、家に帰って
ゲームで遊ぶとういう展開になることは
ありませんでしょうか?

 

例え、外遊びの時間が短くなったとしても
おにごっこをしている公園は
想像を膨らませてジャングルだとイメージして
草木が生い茂る中に隠れていると思うのは
とっても楽しいのではないでしょうか?

 

今居る場所から、違う場所をイメージして
遊ぶのに必要なのが、想像力なのです

 

想像力は、工夫する力とも言えると思いますが
では、絵本の読み聞かせを通して
その力が、どのように高められるのか
解説していきたいと思います

 

絵本の絵は、動画のように動きません

なので、平面に描かれている絵と
本文を読んでくれる声から、クマが大きくて重いのか
オオカミは、本当は優しかったり

内面まで、想像を膨らませて、心情を読み取れるのが
想像力なのです

 

そして、何よりも現実では、動物も物も
決して喋る事ができないのに、絵本ではごく自然に

 

クマがスープを作ったり、りすさんがお店を開いたり
きつねさんが、車を運転していたり
ありえないことだらけなのに
絵本の中では、ごく普通に思えてしまいます

しかし、絵本の読み聞かせを行えば、全ての想像力が
膨らむのかと言えば、それは違うのではないでしょうか?

 

動物園で、見た事があるクマだからこそ
絵本に登場するクマと重なるのです

ゆっくり動物園で歩いていたクマさんが
森の中では、スープを作ってくれるんだと
子どもの頃、わくわく想像していました

 

このように、想像力を膨らませることは
できるけれども、実体験で感じた感情と
リンクしていく過程が大切です

 

そして、想像力は、わくわく楽しいことを
イメージする楽しさだけでなく・・・、

 

究極の想像力は、「身を守る」ことに
とっても大事だと思っています

あと一歩右側に行ったら、車が通る道路に
入ってしまうから、もっと内側を歩こう

 

これ以上、高い所からジャンプすると怪我する
「こうなったら、こうなる」「こうすれば、こうなる」

現実には、まだ起きていないことだけど
その先を想像して危険を未然に防げるためにも
想像力は、とても大切なのです

 

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