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【読み聞かせお悩み相談③】どうして何度も同じ絵本を「読んで」と言うの?

今日は、読み聞かせ講座で、大変多いご質問に
回答させていただきたいと思います

 

読み聞かせでの「困った行動」の理由が分かると
子どもの成長を促す理解に変わりますので
お悩みが解決できるように説明させて下さいませ

 

お悩み相談:どうして同じ絵本を何度も「読んで」と言うの?

 

回答の前に、なぜ困った行動だと思われるのでしょうか?
それは、その回数分を、読まなくてはいけないからです

 

お子さんの「もう一回読んで」が、3回繰り返されると
親御さんは、同じ回数分読まなくてはいけなくなるので

 

お子さんが何度も読んでと言う
何度も読まなくてはいけないので、困った行動に思ってしまう

 

もしお子さんが、自分で何度も読んでいたら
「何度も読みたくなるぐらい、お気に入りの絵本なのね」と
微笑ましく思うのではないでしょうか?
そもそも、繰り返し読みたくなるのは、絵本だけなのです

 

本屋さんを想像してみていただけますか?

 

例えば推理小説の、最後のページを読んでから
直後に、1ページ目から読まれますか?

 

どんなに感動する小説でも、少し期間を空けてから
再度読むのではないでしょうか?

 

読み終えた直後に、また最初から読みたくなるのは
絵本だけであり、絵本の魅力なのです

 

それは、遊園地のアトラクションを
もう一回乗りたいと思うように

 

「お話の世界」を旅して楽しんでいたのを、現実に戻ってから
もう一回行ってみたくなるのと同じなのです

 

 

そして、もう一つあります

何度ページをめくっても、同じ絵があることに安心するのです

 

例えば、お気に入りのカードを箱に入れたお子さんがいるとします

 

何度も箱を開けて、ちゃんとカードが入っているか
確認しては、入っているのが分かると安心しますよね

 

それらも、十分繰り返すと満たされて、他の絵本興味を持ったり
一時的な出来事なので、お子さんが「読んで」と絵本を持ってきたら
少しの期間、一緒楽しんでいただけたらと思います

 

そうは言っても、「回数が多すぎて・・・」と
困惑されてしまうかと思います

 

 

それでは、ご自身がお気に入りの曲を繰り返し聴く回数と
絵本の繰り返しでは、どちらの回数が多いでしょうか?

 

もしかしたら、お気に入りの曲の方が多いのではないでしょうか?

 

大人も良くしている行動なのですが
絵本が介在すると困った行動に思えたり
読み聞かせのお悩みになってしまうのです

 

幼児期の読み聞かせのお悩みは、作者の視点というよりも
子育て、25年読み聞かせボランティア500回以上の経験から
寄り添いながら解決できますので、お気軽にご相談下さいませ

 

お問い合わせ → こちら

 

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